Toshiyuki Kawanishi Blog


2008
4 . 26

XDDP

XDDPの本を読み終えました。



XDDPとはeXtreme Derivative Developmentの略で、既存のソフトウェアへの機能追加/変更を行う開発である「派生開発」に特化した開発プロセスのことをいいます。この本の著者であり、コンサルタントとして活躍されている清水さんが考えられた開発プロセスになります。

このプロセスの特徴は、なによりも、たとえ派生開発であってもいきなりソースコードを変更したりするような行き当たりばったりの作業を絶対にしてはいけないということを主張していることです。確かに、これは仰るとおりだなと思いました。私も職場では派生開発を担当することが多いので大変に参考になりました。特に、XDDPで提唱している成果物である、トレーサビリティマトリクスは実際に使ってみたいと思いました。

ただ、実際のソースコードを修正する作業に入る前にある程度準備作業が必要なプロセスであるため、要件管理が大事かなと思いました。この問題への解答として、仕様と要件(本の中では「要求」)を区別してしっかり分析するということがプロセス内に組み込まれています。ただ、要件が頻繁に変化していくような場合には更なる工夫が必要なのではないかなと感じています。