Toshiyuki Kawanishi Blog


2008
8 . 20

BDDなど - WEB+DB PRESSより

WEB+DB PRESSのVol.45が面白かったです。




特に、個人的によかったのが、以下の3つの記事。
  • RSpecで実践 BDD 振舞駆動開発 入門
  • イマドキ 携帯開発 実践入門
  • 良いコードへの道

本屋さんで表紙を見て、まず惹かれたのがBDDについて。BDDとは、ご存じのとおりBehaviiour Driven Developmnetのことです。BDDのもととなった、Test Driven Development (TDD)でのテストって、品質保証のためのテストとは違う観点で行うものであるので、「テスト」という言葉を使うと誤解が生じることがある。だから、テストの言葉ではなく、「振舞」や「仕様」という言葉を使って同様のことをやろう、というのがBDDです。
もともと、TDDはeXtream Programming (XP)の1つのプラクティス。XPはフィードバックサイクルを早くするためのプラクティスが多く含まれており、このTDDもフィードバックサイクルを早めるための一手法なのです。つまり、「テスト」という言葉を使っていますが、「より少ないテストケースで、より多くのバグを発見する」という目的のテストではなく、「即時検証可能な形で仕様を記述する」ためのテストがTDDのテストであるということができるでしょう。そうであれあば、「テスト」という言葉を使わずに、「仕様」という言葉を使ってもいいんじゃないというのは自然な発想ですね。
この辺りのBDDにまつわる話が、今回の記事にとても分かり易く記載されていたので、好印象でした。

続いて、携帯開発実践入門。携帯電話の動向という背景的な話から、携帯用の開発フレームワークMobaSiFなど実践的な話題まで、丁寧に解説してありました。また、携帯用アプリケーション用のテストツールにも触れられていて、実践的だなと思いました。

最後に、良いコードへの道。今回のテーマは、「名前付け重要。」です。名前付けって大事ですよね。ソースコードで使用する識別子しかり、テストケースの名前でも、または、ドキュメントの章節名など、名前付けが大切な場面ってたくさんあります。今回の記事はソースコードを書く時の名前付けにフォーカスしているようですが、他のところでも参考になるような有用な記事でした。

以上、とてもおススメなVol.45でした。ん、という間に、Vol.46がもうすぐ発売になるようです。これも面白そうですなー。