Toshiyuki Kawanishi Blog


2008
8 . 22

知の編集工学

「知の編集工学」――どこから行き着いたか忘れてしまいましたが、ついつい気になって買ってしまいました。この本自体は2001年に出版されていて、最新の情報が記載されているという訳ではありません。ただ、何か惹かれるものがありました。




読んでみると、さまざまな視点から「編集」というものについて説明されていました。生物学的な視点、情報学的な視点、歴史学的な視点など、多岐にわたります。ただ、一貫して「編集」というテーマについて書かれているにもかかわらず、書かれていることの全体像を把握するのは、一読しただけでは難しかったです。再読する必要があるかなと思いました。

そんな中でも、一番印象に残った部分は「ずっと前からマルチメディアだった」という節。ここは、情報化社会の中の物語性が大切さが書かれている所です。本来、人間が情報をつ伝えてきたのは、物語によってであった。その本来の意味でのマルチメディアが必要であるという主張がされていました。これって、ごく最近は見直されてきていることなのではないかと思いました。自分のアウトプットも、その辺りを意識して改善していきたいなと考えさせられました。

著者の松岡さんは、最近「物語編集力」という本も書かれています。次に読むべきはこの本でしょうか。