Toshiyuki Kawanishi Blog


2008
8 . 7

本を読む本

「本を読む本」という本を読みました。結構有名な本で、様々なところで紹介されているようです。


本を読む本 (講談社学術文庫)
モーティマー・J. アドラー C.V. ドーレン
講談社


読後の感想は、「とにかく良い」です。ちゃんとした読書のためには、読んでおいた方が良いといえる本した。読書のレベルを、どれだけ深く読むかという基準で四段階に分け、次の段階に進むべき本のみをさらに深く読むという、読書術の技法が書かれています。

この本の方法から発展したものとしてフォトリーディングなどがあると思いますが、個人的にはこの本のアプローチに惹かれました。例えば、フォトリーディングは、段階的に本を読むという点では共通していると思いますが、本を素早く読むことに対する心理的抵抗への対処法や、読書時の姿勢などに重きを置いているという印象があります。それに比べて、本書は、なぜ段階的に読むかということを理論的に説明し、読者に納得させるというところにポイントがあるように感じました。

途中で登場する例が多少難しめだったりする事もありますが、そのぶん読みがいがありました。この機会に、自分の読書法を再検討してみようと思います。