Toshiyuki Kawanishi Blog


2009
2 . 27

アジャイルプラクティスに開いている穴 ― User Stories Applied

2日つづけて色々な方にリアクションを頂いたので、もう少しだけ続きを書いてみたいと思います。

# みなさん、ありがとうございます。


「アジャイルな見積もりと計画づくり」は、もちろんとても良い本だったのですが、内容と関係ない部分でさらに、気になった点があります。





それは、本の表紙についている讃辞。SCRUMの祖ケン・シュウェイバーは、この本について以下のように語っています。

『アジャイルな見積もりと計画づくり』でマイク・コーンは、前著『User Stories Applied』に続いて、またしてもアジャイルプラクティスに開いている穴を埋めた。

この言葉は、「見積もり」本のアジャイルにおける重要な立ち位置を示しているだけでなく、「User Stories Applied」も重要だということも示していると言えないでしょうか。ということは、「User Stories Applied」が提示するユーザストーリというテーマについても深く考えなければ、私たちは穴が開いたままだということになってしまいますね。

Hypothesis: 「ユーザストーリを知らない私たちは、ぽっかりと穴があいたままだ。」



なんせ、「アート・オブ・アジャイル ディベロップメント」(The Art of Agile Develpment: TAO-AD)では、プラクティス「ストーリ」を「XPの中で最も誤解のあるものかもしれない」といって紹介しています。これはしっかり、学ばないといけなそうですよね。自分も自宅の棚の上に積んであるこの本をおろしてきて、もう一度、しっかりと研鑽しなければと思っています。











「User Stories Applied」は「なぜ今までに翻訳されていないのだろう?」と思われるくらい、アジャイルの分野での良書らしいです。2004年に発売されて5年が経とうとしていますが、今後の展開が楽しみだなと思っています。

この本の価値については角谷さんの日記やgihyo.jpでの記事などを参照。


2009/02/28 RanTairyu
2009/02/28 nobyuki agile dev *review
2009/02/27 kakutani すごいところまでチェックしてるなあ。これだから書籍は気が抜けない……。で、"User Stories Applied"はそろそろ翻訳してもいいと思う。最近は抵抗をおぼえないお客さまも増えてきたし。 AgileEnP userstory acts_as_agile