2009
3
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「実装パターン」読み終わりました
ケントベックの「実装パターン」を読み終わりました。サンプルコードはJavaで書いてありますが、他の言語でも共通する内容だったと思います。実際、自分は普段、C言語でコードを書くことが多いですが、それでも実際に使えそうなパターンがたくさんありました。
posted with All Consuming at 2009. 3.17
by ケント・ベック, Kent Beck
ピアソンエデュケーション
定価: ¥ 2,310
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それから、何よりこの本の一番最後の結論に書かれているケントベックのメッセージに感銘を受けました。
最後に、この本の最大の教訓がこれだ。「プログラマの仕事は、他のプログラマとの間でコミュニケーションを取ることである。マシンとではない」。したがって、プログラミングは、人間の、人間による、人間のための作業である。
すごい!この一言がこの本の価値をすべて表わしている気がします。他の人とのコミュニケーションがしやすいようにコードを書く。プログラミング言語は「言語」であるので、伝わることだ大事ですね。どのように書いたら伝わるかを常に考えながら書くこと。それが実装パターンに従って書くことなんだなと感じさせらました。
最後にまえがきから。
実装パターンは、「相手にこのコードで何を伝えたいのか」を自問する思考方法だとも言える。
自己中コーディングをのり越えて、読んで気持ちの良いコードが書けるように精進していきたいと思います。現実は、まだまだですが......。